九九の覚え方

「無駄をなくす」「効率化する」「マニュアル化する」

これらの言葉を大好きな人もいれば、嫌いな人もいます。

無駄を無くすべき。
その無駄だと思われることにこそ意味がある。
マニュアルがあれば、新人でもいい仕事ができる。
マニュアル通り動く人は使えない。
だれでもできる仕組みこそ最強。



確かにごもっともなのですが、
教育現場で一つだけ言えること。

できる問題をくり返すことは避けたいものです。
その時間があるなら、できないことを何度もくり返せます。

九九で言うと、間違う問題はいつも決まっています。

ある程度覚えた子なら、
1の段は間違えません。
2の段も間違う人はわずかです。

だから、練習は3の段からにして、
各段の「✕1」は抜いてしまう。
3✕2=6から始めるのです。
これで、大幅な時間短縮になりますね。

かけ算の意味を理解するには、

1✕1 ●

1✕2 ● ●

2✕1 ●●

2✕2 ●● ●●

2✕3 ●● ●● ●●

3✕1 ●●●

3✕2 ●●● ●●●


全て必要です。

九九は、それを理解してから暗記するものです。

1の段は暗記しなくても答えが出るから、
暗記するときにカットしていいのです。

さらに、九九の暗記の段階で、
間違えやすいのは音が似ているものです。

1(いち) 、7(しち)、8(はち)は、
音が似ているから間違えやすい。
21(にじゅういち)・24(にじゅうし)・27(にじゅうしち)
は日本語では「にじゅう」のほうが大きくいうので、
さらに「いち」「し」「しち」がいいにくい。

4(し)と7(しち)
普段「よん」「なな」と言っているのだから
なおさら「し」「しち」は覚えにくい。

24(にじゅうし)の「し」は音が小さいので、
「にゅじゅう」だったか「にじゅうし」
だったのか混乱する。

間違えやすいものを何度も繰り返し練習すればよいのです。

8✕7=56
8✕4=32
8✕7=56
8✕4=32
6✕7=42
6✕8=48


そんな動画を今作っています。
これで多くの小学生を助けられると思います。





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