塾が無くなる日!?
私が中学2年生ぐらいまでは音楽を聞くとしたら、レコードだった。 中学3年生の時にCDが登場。 その頃は同じアルバムのレコードとCDが発売されていた。 そして、その約5年ぐらいでレコード点からからレコードは姿を消し、 売り場にはCDしか無くなった。当然、CDショップと呼ばれるようになった。 初めは一部のマニアはCDはレコードより音が悪いからと言う理由で CDを敬遠していた。 オーディオメーカーはさらに音の良いCDを研究し、 様々なCDを作った。 しかし、一般の人にはCDの音質で十分満足できた。 同じように、友だちやレンタルショップで借りたレコード(CD)を コピーするために使われていたカセットテープは まずMDになった。MDは手の中にすっぽり入るサイズ。 これ以上小さくならないし、もう、それ以上小さくても嬉しくないと思った。 音質は 【カセット<MD=レコード<CD】という感じだが、 レコードよりもCDのほうが音質が良くて、 カセットよりもMDのほうが音質が良いのは 誰にでもすぐに解るレベルだった。 MDとCDの差は普通の一般家庭にあるようなシステムでは ほとんど変わらないと思う人が多かったのではないか。 音楽メディアのサイズがどんどん小さくなった。 レコード・・・直径約30cm 普通自動車のタイヤサイズ CD・・・直径約12cm 手のひらに載るサイズ MD・・・約6cmの正方形 最近では、1.5cmぐらいのmicroSDカード(タテ・ヨコ1cm程度) に音楽ファイルを数百曲入れられる。 もうこれ以上小さくならないだろうと思ったら遂に、 メディア自体の存在がなくなりつつある。 iTunes Storeを始めとするダウンロード販売だ。 音源を圧縮しているのでCDよりは音質は劣る。 しかし、MDぐらいの音質で90%以上の人間は 満足できるレベルなのだ。 CDとスマホの音の違いが解るような でかいスピーカーを部屋に欲しいと思う高校生はもういない。 これは10年前には考えもしなかったことだ。 その結果、多くのCDショップが無くなった。 本やDVD...