できるようになりました!!って本当に大丈夫?
先生が言った。 生徒が解った。 この状態と、「できるようになった」状態はかなり開きがあります。 それでは、先生が教えた(口から言葉が出た)瞬間から、生徒が完全にマスターするまでのプロセスをスローモーションで見てみましょう。 《先生》言った ↓ 《生徒》聞いた ↓ 《生徒》解った ↓ 《生徒》解いてみた ↓ 《生徒》1回できた(だけ) ↓ ↓ ↓(教えてもらってすぐやった) ↓(手を貸してもらってできた) ↓ ↓ 《生徒》もう一度解いてみる ↓ 《生徒》できた!!! さらに少し時間をあけて、、、 《生徒》もう一度解く ↓ 《生徒》できた!!! ↓ ↓(でもまた忘れるのが人間) ↓ テスト前にもう一度 ↓ 《生徒》テストでできた!!!!!!! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓(それでも忘れる) ↓ ↓ ↓ 《生徒》受験勉強の時にできた!!!!!! ↓ ↓(忘れた、できたを繰り返して・・・) ↓ 二度と忘れない。 これで完全にできるようになったと言えます。 それなのに、「先生がこう言ってた(と思う)」とか、 「習ってない(からできなくていいでしょ)」 なんてこの長いプロセスの 一番最初のことをどうこう口ににする人がいますが、 忘れているだけなんじゃないの? どっちでもいいから、知らない、できないなら、 頑張ってできるようにしたらいいんじゃないの? また、1回できただけで、「できるようになりました!」 なんて安心してはだめです。 忘れると思っていた方がいいよ。