ここ数年で、公立高校の入試が大きく変わりました。その結果、金沢西・明倫をめざす人の勉強法が変わりました。
全国的に、入試問題が難しくなったと言われます。 言うまでもなく、2020年の教育改革を意識してのことです。 石川県の公立入試に関しては、、、 平均点は上がりました。 難問が増えました。 どっちなのでしょう。 泉丘や二水を受験生た人たちは手応えがあまりなかったと帰って来るようになりました。 合格者の点を見ても、あいかわらず低めです。 平均240点台だったときとあまり変わりません。 どっちなのでしょう。 答えはこうです。 泉丘・二水を目指すみなさんにとっては、とても難しくなったと言えます。 西・明倫を目指すにとっては・・・易しくなりました。 で、結局、難しいの? 易しいの? ますます、分らなくなりますね?すみません。 説明します。 全科目、暗記だけでは解けない難しい問題、考えさせる問題が増えたのは確かです。だから、上位校を目指す生徒は、それらの問題で合否が決まります。 教科書を覚えるだけでは取れず、教科書を理解する必要がある問題。さらには、それを説明したり、使う必要がある問題です。4割程度がそのようなユニークな問題にりました。 しかし、同時に、学校の定期テストレベルの基本問題も増えています。 つまり、6割は、簡単に取れるようにし、残りの4割は、ユニークな(受験生が難しく感じる)問題になったのです。 だから、西の生徒は、基本問題だけ完璧にしておけば、合格確実なのです。 明倫なら、基本問題を8割程度覚えていれば、合格できます。 泉丘・二水に合格するには、それらの基本問題を完璧にして、さらに、様々なユニークな問題を解けるようにしないといけません。あと、得点差がつきにくいので、ミスが多い人は、危険です。 桜丘・錦丘を目指すなら、簡単です。基本問題を完璧にし、得意科目を2つ、難問まで解けるようにすればよいのです。 結論 石川県の入試問題は、平均レベルの受験生にとっては簡単になった。 上位校を目指す受験生にとっては難しくなった。