塾ランチェスター戦略 9
この記事はみかみ一桜先生の伝説のメルマガの内容を ご本人に許可をいただき、手を加えずに掲載します。 なんで私が? 2006年にみかみ先生が書かれていたのをすべて保存してあったのです。 いよいよ塾版ランチェスター戦略、「ヒキョーな化学」についてである。 最初に言わないといけない。 「ヒキョーな化学」は、日本一を目指して戦略を考えている。 途中で戦略変更がない限り、ヒキョーな化学はトップを狙っているのだ。 だから、あるところで、弱者の戦略から強者の戦略に入れ替える予定である。 これを読んで、「ああ、無理。」と思ってる人。 どうぞ。 なんと思われてもヘッチャラである。 成功するかどうかは、自分で決めるのだから… 僕は成功することを知っている。 成功するための戦略を立てているのである。 それが経営者というものである。 では、書いてみよう。 今日は「アドバンテージ探し」について書いてみたい。 僕は受験化学では1位と思っているが、他にも1位と思っている先生はいると思う。 TVチャンピオンで決着がつけられればいいのが、そうもいかないだろう。 セールスポイントがないと、勝つことは出来ない。 自分のセールスポイントが必要だ。 自分の経歴を考えてみる。 アドバンテージを探すのだ。 僕は工業高校から大学に行った。 だから、基本的な事項(例えば、ひとつひとつの器具の洗い方や、電子天秤の使い方)をきちんと習っている。 そして研究所に16年間いたので、研究報告書や特許なんかをたくさん書いている。 (たぶん塾講師、予備校講師を合わせて最多?) そして、化学ばかりやってきたので、少しマニアになっているところもある。 この中から自分の武器を探す。 だが… ...これらは、生徒から見たら、究極のアドバンテージにはならない。 僕は日本一を狙っているのである。 「実験を交えて説明する化学。」っていうのを作ったところで、何人かは来てくれても市場占有率を高めることにはならない。 そして、多くの生徒の心を動かすほどのインパクトがない。 違う武器が必要なのだ。 では、上位層を狙ったできる子を教える塾を作るというのはどうだ? …危険である。 なぜなら...