憧れのニューヨーク!
ニューヨークを舞台にした名曲といえば・・・
高橋真梨子が所属していたグループペドロ&カプリシャスの名曲
5番街のマリーへ
五番街へ行ったならば マリーの家へ行き最後の「寄らずにほしい」・・・
どんな暮ししているのか 見て来てほしい
五番街は古い街で 昔からの人が
きっと住んでいると思う たずねて欲しい
マリーという娘と 遠い昔に暮らし
悲しい思いをさせた それだけが気がかり
五番街でうわさを聞いて もしも嫁に行って
今がとても幸せなら 寄らずにほしい
よくわからない日本語ですが、阿久悠さんのセンスを感じますね。
「寄らなくていい」では、しっくり来ません。
ちなみに、5番街は世界的に有名な超一流の商店街。
オードリー・ヘップバーンの映画「ティファニーで朝食を」の舞台としても有名な
ティファニー本店があります。お隣はトランプタワーです。
「五番街のマリーへ」の素朴な雰囲気とはギャプを感じますが、
そのような大都会の片隅の小さな物語なのでしょうか。
さて、お次はお隣4番街。
L’Arc~en~Cielのアルバム "True"
私はこのアルバムが最も好きです。
1曲目のFare Wellを始め、名曲揃いのアルバムですが、
その中の収録曲 the fourth Avenue Cafe
今日も街は相も変わらず想い巡らせ現在のゴージャスなラルクサウンドもカッコイイですが、この頃のオシャレで洗練されたサウンドが個人的には好きです。ニューヨークが似合います。
それぞれに描いてゆく…
さよなら 愛をくれたあの人は
遠い空に 恋焦がれて
この瞳に揺らめいていた
移りゆく街並に 溜め息はこぼれた
次は、本場ニューヨーク出身アーティストの作品です。
ビリー・ジョエル
Honesty
【注】hは発音せず「オネスティ」と読みます。来週、星稜高校を受験するみなさん、発音問題は出ますよ!
Honesty は、"52th Street" に収録されている彼の代表曲です。
Honesty is such a lonely word
Everyone is so untrue
Honesty is hardly ever heard
And mostly what I need from you
- 'honesty(誠実)' なんて寂しい言葉なんだ
- みんなそんなに誠実じゃない
- 'honesty'ってあまり聞かない
- そして、僕がキミに求めるものなんだ
この曲の切ないメロディーにピッタリの歌詞ですね。
ところで、ビリーの52th Streetには、ニューヨーク52番街という邦題が付けられています。ラルクは4th Avenue、マリーの5番街は5th Avenueです。ややこしいので書きたくなかったけど、やっぱ書きます(笑)
ニューヨークで Avenue は、南北に伸びる通りで、
Street は東西に伸びる通りです。
そのどちらも、n番街 と訳しているわけです。
4番街・5番街・52番街は平行ではありません。
4番街⊥52番街
5番街⊥52番街
よって、4番街//5番街です。
垂直、平行は1年生の次の期末の範囲ですよ。
作図の練習忘れずに!
秋元康さんが作詞した名曲2つ。
1つ目は、美空ひばり
川の流れのように
ああ 川の流れのように ゆるやかに人生を川の流れに例えた作品。
いくつも 時代は過ぎて
ああ 川の流れのように とめどなく
空が黄昏(たそがれ)に 染まるだけ
美空ひばりさんの遺作となってしまいました。
もう一つは、AKB48の初期の名曲
RIVER
君の目の前に 川が流れる彼女たちがただのアイドルと異なるのは、
広く 大きな川だ
暗く深くても 流れ速くても
怯えなくていい離れていても
そうだ 向こう岸はある
もっと 自分を信じろよ
楽曲のクオリティの高さだと思います。
この曲なんて、ジャネット・ジャクソンの
リズムネイションみたいです。
同じイースト川をモチーフにした2曲ですが、
長く苦労しながら生きてきた、一流歌手の美空ひばりさんには
「人生には困難もあるが、川のように穏やかに生きていこう」
という歌詞を贈りました。
もともと他の曲をシングルとして発売する予定
だったそうですが、ひばりさん本人の強い希望で、
この「川の流れのように」がシングルのA面に決まったそうです。
最後のシングルになると分かっていたのでしょうか。
そして、少し人気が出てきた頃のAKBには
「ほら、そこに大きな困難が!逃げずに前進せよ!」
「ほら、そこに大きな困難が!逃げずに前進せよ!」
という歌詞を贈っています。
CDが売れはじめて、これからさらにトップグループに!
という時。相当、忙しくて、精神的にも体力的にも
苦しかったであろう10代、20代の彼女たちに、
前へ進め! 立ち止まるな! 目指すは陽の当たる場所!
と、伝えたかったのでしょうね。
それを伝えるために、昔、ニューヨークで
自分が眺めていたイースト川を使って表現する。
秋元さんの詩は奥深い。
私もいつかはNew Yorkに行きたい。
そうです。ここまでいろいろ書きましたが、
行ったことはないんですよ。
音楽や映画を見て、ずっと憧れている都市です。
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