英語の受験参考書と金沢カレーのトレンド

大学受験生なら知っている英語の問題集について書いてみましょう。

英語の受験参考書は、次から次へとヒット商品が登場します。

英語が苦手でも覚えればなんとかなる

そんな嬉しい商品として1980後半に登場した

大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ)

は爆発的にヒットしました。

私も高校3年の時に友達に教えてもらいました。全部の問題を解けるようにしたら、入試問題がスラスラ解けるようになったのを覚えています。

それの簡単なバージョンとして登場した

基礎英語頻出問題総演習(即戦ゼミ)


は、レイアウトもキレイで、まとまっていることと、「基礎」といってもセンターや普通の私立大学や国公立大学の文法・語法・イディオムならこれで十分ということで、いつの間にかこちらの「青英頻」が主流になりました。

一昔前は、うちの塾でもよく使いました。そして、多くの生徒を合格に導いてきました。うちの塾がというより、この問題集がって感じです。

これらの問題集は、文法を理解するより、文法問題の全パターンを覚えてしまえ!という、ちょい悪系の問題集でした。

いつの時代も、悪ぶっているヤツは扱いにくくて先生は苦手なものです。

この2冊のレッド&ブルーのちょいワル問題集も、英語の先生の評判はいまいち。

そりゃ、そうですよね。

学校では、1年で英文法を基礎から教え、2年で文法では説明できないイレギュラーなものを構文として教えます。

構文は暗記が必要なので、学校で毎週テストして・・・合格しないと再テストを放課後にして・・・。今も昔も同じです。

このように、学校で2年間かけて教えている文法問題
言わば、2日間じっくりと煮込んだカレーが、
たった1冊の問題集を1ヶ月ぐらい頑張って覚えれば
満点になるなんて、高級なレトルトカレーじゃあるまいし、
邪道だとする先生もいて当然。

フランスの三星レストランで修行したシェフが、レトルトカレーを出せるかい!でも、確かにうまくて悔しいっす!って話です。

高校の先生たちにしてみれば、生徒に伝わりやすいように時には外国の小説を使ったり、ヒット曲の詩を使ったり、多くの英語指導書を勉強したりして、たくさん授業準備して教えてきた。そして、放課後も合格するまで再テストに付き合った。彼(女)らにしてみれば、オレたちの苦労は・・・?

って学校の先生が叫びたくなるのも may well です。

   ※may well 〜するのももっともだ
     ちゃんとどちらの即戦ゼミにも載っています。

この2冊を出版している桐原書店は、「PROVISION」「World Trek English」などの検定教科書も出している英語の参考書のトップブランドです。高校の先生に嫌われるのは困ります。

そこで、桐原は考えました。

ちゃんと文法も踏まえながら、学習できるようにして、

コレならどうだ!!!と出版した

Next Stage英文法・語法問題


これが予想通りの大ヒット!
いや、予想を上回るヒットだったはず。

ネーミングも、本当に上手。「ネクステージ」と読みます。

カッコいいじゃないですか。RISE UP(ライザップ)に似た響きですよね。

その後は、似たような問題集がたくさん出版され、今は3強時代です。


いつも使うものだから、無難な普段着のような表紙
Next Stage


一度真っ黒の表紙にモデルチェンジしてファンを驚かせました。その黒ネクステージを持っている生徒に「これ1冊で長文以外のセンターは9割取れるぞ」って言ったらどうせ「学校の先生も言っていました」と言われると思い、「前はこんな白い表紙やったんやぞ」って話したら、「学校の先生も言ってました」と言われてトホホな思い出が私にはあります。

その思い切った表紙が不評だったのか?白×オレンジに戻りました。なんか、いい感じがしますね。まじめになって高感度アップです。Lady Gagaがチャリティーの時にシンプルなスーツを着て、サラサラヘアで歌った時や、ずっと金髪だったMadonnaが、'Like a Prayer'のPVで黒髪を初披露した時、新潟の震災の年に小林幸子さんが紅白で恒例のド派手な衣装ではなく、黒い着物で歌った時に近いものがあります。


アメリカンな表紙は、ジーンズをイメージしたのでしょうか
Vintage













いいずな書店。わりと小さな出版社?(じゃなければすいません)らしく、攻めていますね。そうです。中小企業(じゃなかったらごめんなさい)が大手企業に勝つには、攻める必要があるのです。桐原・数検と並ぶ参考書を出版するなんて凄いじゃないですか。



真面目なスーツにネクタイのような
UPGRADE











出版社はあの数研出版。大手らしい上品な表紙で勝負。数学では業界1位のあの数研出版が英語まで。驚きです。




これらの問題集1冊の中に、欲しいものが全て揃っています。

カレーで言えば、松井秀喜さんが星稜高校時代に好きだったというアルバの満塁ホームランカレー です。

満塁ホームランカレーとは、その名に負けない
ソーセージ、とんかつ、クリームコロッケ、ハンバーグ、エビフライ、目玉焼きがどんと乗っかった豪快なカレーです。

と書くと、ただ大きくて、大食い男子を喜ばすだけのカレーのようですが、全くそんなことはありません。

それもそのはず、アルバの創業者は、JRがまだ国鉄だった頃、金沢駅ビル内にあったレストラン「ニューカナザワ」のコックさんです。その時のメンバーは今でも、金沢グルメ会のクリーンナップです。

アルバ
インデアンカレー
チャンピオンカレー
キッチンユキ
うどんの大黒屋
ニューたぬき

もう、説明不要ですよね。



それでは、話をアルバのカレーに戻しましょう。

えっ、英語の参考書に戻さんかい。

すいません、アルバについてもう少し書かせてください。

洋食界のエリートがプロデュースする
満塁ホームランカレーのソースは
デミグラスソースたっぷりのドロっとした金沢カレー。
煮込んだ肉の形が残っているのも金沢カレーではアルバだけ。
そして、ハンバーグがちゃんと手作りであることからも本気度がわかります。

そんな、参考書が、
Next Stage Vintage UPGRADE
なのです。

問題数はどれも文法500問・語法700問
イディオム,会話表現,単語語彙で500問
アクセント500問前後です。
どれも、ボリュームたっぷり。

1冊に【文法・語法・会話表現・単語・発音・アクセント】のよく出る問題が全部揃っています。まさに全部のせ。

どれがいい?

と聞かれたらこう答えます。

どれでもいいから、早くやれ!!

どれをやってもハズレなしです。

きっと社運をかけた1冊ですから、全部良くて当然。

個人的には、ブルース・スプリングスティーンの
CDジャケットのようなVintageが好きかな?













みなさんは学校で配られたのを、
何度も何度もやってください。
ボロボロになるまで。
使えば使うほど味が出る
まさにヴィンテージもののジーンズ。

やっぱ、上手なネーミングですね。
中身が一緒なら、カコイイほうがいいもんね。



英語とカレーという私の専門分野2つの話なので、
長くなってしまいました。

この御三家に勝てるような英語の問題集を作りたい。

カレー屋を経営したい。

昔からずっと思っています。
本気です。

もちろん今でも。

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