2016年度 公立入試 報告会 (ワンオク好きなん?)

昨日は石川県公立入試の合格発表。

ケーキを用意して生徒の報告を待つ。

公立に合格した子も、私立に進学することになった子も来て、おもいっきり、楽しく、ミニパーティをする。


今日はその時の話でも書いてみましょう。

「今年の入試は・・・」という分析は今日はやめときます。

期待して訪れてきてくださった方、すいません。



生徒の1人と話していて、その子の一番好きなバンドが、私の一番好きなバンドと同じで驚いた。

ONE OK ROCK

音楽の購入がダウンロードメインになって、しばらくCDを購入しなかったのだが、去年、ひさしぶりにCDを買った。それがONE OK ROCKの“35xxxv”だった。歴史的名盤となりそうな1枚はやはりダウンロードではなく、アルバムを手にしたかった。

最近の音楽に興味がないお父さん、お母さんの為に説明しておくと、森進一さん、森昌子さんの息子さんのバンドです。そのサラブレッドがとんでもなく歌がうまいのです。



曲はOASISやCOLDPLAYの雰囲気に似ていないこともないが、

よくある洋楽のパクリ的音楽ではなく、世界で通用するジャパニーズロックだ。

ボーカルのTAKAの作曲・作詞のセンスと、お父さん譲りの歌唱力が凄すぎる。

歌詞に日本語も使うが、その曲に歌詞を乗せ方が独特で素晴らしい。今まで無かった感じ。


これは鳥肌モノ。

ELLEGARDENが10年前に出てきた時もそのクオリティに驚いたが、エルレはもう少し和風。もちろん悪い意味ではない。どちらも良いバンドだ。

さて、個人的に日本初だと思っている邦楽を並べてみたい。


桑田佳祐は洋楽と昭和歌謡曲をミックスし、洋楽のリズムで歌った。日本初だった。

小学生の頃からずっと好き。
あくまでも日本オリジナルの、日本人のための曲。自動車で言うと、世界に通用するレクサスではなく、日本人のためのトヨタの高級車クラウン。日本の道路に合ったサイズと、日本独自のおもてなし機能がたっぷり。

Omotenashi

といえば・・・

今年の公立入試・英語大問4の英作文は「健太さんの Omotenashi に対する考え方に基づいてあなたが健太さんなら何と言うか書きなさい」でした。あの問題はみんな苦戦したそうだ。でも、それ以外の問題は、普段から英語長文問題を100個以上解いた彼(女)たちには、全く難しく感じなかったそうだ。みんないつもと同じ高得点を取ってきた。(やっぱ入試のことを書いてしまった)

さて、話を音楽に戻そう。

宇多田ヒカルは本格的なR&Bに自然な英語と日本語を乗せた。

塾を始めた年に、デビューしたのを覚えている。日本のポップスもついにこのレベルになったのかと驚いた。

時計で言うと、別に海外の有名ブランド時計買わなくても、日本製ののGショックもなかなかやりまっせって感じ。


青山テルマの「そばにいるね」の最初
「あなたのこと、わたしはいまでも、、、」の歌詞の乗せ方は絶妙。


プロデュースしたSouljaの腕がいいのがよく解る。本場のインドカレーを食べたことは無いが、印度屋とかシャルマのインドカレーのほうが日本人の口に合ってるような気がする。BeyonceやJANETに馴染めない人も、青山テルマなら聴きやすいだろう。


このように、「洋楽を聞かなくても日本にもこんないいアーティストがいる」というミュージシャンは過去にもいた。山下達郎、ドリカム、そしてX-JAPANもそう。

しかし、ONE OK ROCKは海外で通用するICHIROなんじゃないかと思う。ジータの比較された松井とか、スピルバーグに影響を与えた黒澤明とかのレベルになれるんじゃないかな。



あえて、受験とは関係ない話をダラダラと書いてみました。



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