遠足のおやつ

うちの子どもたちは、参観日の振替で学校が休み。

そして、明日は遠足。

ということで、今日の午前中、

一緒におやつを買いにイオンまで行ってきました。



いろいろ買い物をしたあと、おやつを買いにおやつコーナーに・・・


<かごに入れたもの>

娘・・・グミとメントス

メントス®レインボー カリッとジューシー1本で7つの味が楽しめるレインボー!



息子・・・グミとジャガビー
商品の詳細

バターしょうゆ味




えっ?

それだけ?





私 「他は?」

2人 「もういい」

私 「いくらまでなん?」

娘 「別に決まってない」


!!!!!!!!!

何~っ!

お菓子の上限が決まってないだと?


カルチャーショックなんですけど・・・


昔、東京ストアに行けば安くておもしろい
お菓子が沢山あるから、近江町まで買いに行ってたんですけど・・・

300円超えないように計算して買って、

家でも確認して

学校でチェックがあって・・・

たまにごまかす奴いて・・・

ジュースもおやつに入れていいとなったら、

みんな大喜びだったのに・・・


その全てが無いだと?

なんという大胆な規制緩和!



でも、よく考えたらそうですよね。


確かに、300円までとか500円までとか規制すると、
みんな、ぎりぎりまで持って行こうとし、
少~しそのルールを破りたがる人が出てくる。

「食べれるだけもってきなさい」って言えば、
みんな、「あ、そっか。こんなに持って行ってもな。」
「1人だけいっぱい持って行ったらへんやしな。」
って考えるんですね。

どちらもおやつを必要ないほどたくさん買わせないための
先生方の言葉なのですが、

大人の言い方を変えただけで、
子どもたちが自ら考えられるようになるのですね。

ダチョウ倶楽部の「押すなよ、押すなよ」と同じ効果ですね。
「押すなよ」と言えば言うほど押したくなる。

専門用語で『押すなよ効果』とでも名づけましょうか?



塾に通うきっかけも、

「次のテストで300点切ったら塾行きなさい!」
とお母さんに言われて塾に来ていただくのと、

テストが終わったあとで、
「ここ行ってみたらどう?」と聞いて、
子どもが「うん」と返事をして
来てくださるのとは全く生徒のやる気が違います。

実は前者はマイナススタート、
後者は0(ゼロ)か少しプラスからのスタートです。

完全にプラススタートである、「お母さん、塾行ってもいい?」
と子どもから言い出すのが理想ですが、

私は「いってみたら?」とお母さんにいってもらって、
子どもが「そうする」という流れでもいいと思っています。

何事も無理矢理やらせてはうまくいきません。


英語では、

本人の意志に関係なく何かさせることを "make my son(daughter) do..." <強制的>
 
本人の意志でさせることを "let my son(dauguter) do..." 

と表現します。



【まとめ】子どもが素直に行動できるのは、MAKEタイプの言葉ではなく、LETタイプの言葉

●MAKEタイプの言葉 
おやつは300円以内にしなさい!
塾に行きなさい!

●LETタイプの言葉
おやつは必要なだけ買ってね。
塾に行ってもいいよ。



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