塾のオリジナルテキスト(中学生の英語)

今年から、おっと、

令和元年から、(初めて言ってみた)

中学生の英語のテキストを全てオリジナルにしました。

22年くらい、塾の教材会社のテキストを使っては変え、使っては変えてきました。25回くらい。そうです。1年に1回ではないのです。

年の途中で、「こんなん使えんわ!」と、変更したことも何度か。スープのできが悪いときは営業しないラーメン屋の頑固オヤジの気持ちがよくわかります。その時の教材費はもちろん塾で負担しました。ジャパネットより太っ腹?

いえいえ。当然だと思っています。生徒のみなさんのためであるのはもちろんですが、良いテキストは、塾や講師の負担を減らしますから、みんなにとって、すぐチェンジしない理由はありません。

塾にとっては「来年から変えて、良い授業をする」でもいいかもしれませんが、来ていただいている、生徒、保護者の皆様にとっては、1年1年が勝負ですからね。

たった1回の下手な授業で勉強が嫌いになることもあります。そのベースになるテキストはとても重要です。

それなら、なぜ、初めからしっかり選ばなかったの?

と言われそうですが、選んで、選んで、選んで、ほぼ全ての塾用教材会社の商品を使ってみました。あの塾と同じもの、この塾と同じもの、、、全部。でも、どれも満足いくものではないのです。

特に、英語のテキストは良くない。

おっと、平成のブログより過激ですか?

でもね、言いますよ。連休中だから、酒が入っている?残念ながら、一滴も飲みません。年に数滴は飲んでいると思いますが、今年は1月からまだ一滴も飲んでません。

教科書はどんどん良くなるのに、中学生用の学校のワークや塾用テキストって本当に良くならない。見た目が斬新だったり、編集が斬新だったり、コンセプトが斬新なものも出てきました。もちろん、全部使ったことがあります。でも、肝心の教え方は30年前と変わらず。

教科書は、改定ごとに、文章もイラストも教え方もどんどん進化しています。

石川県の公立高校入試も、平成元年、平成10年、平成20年、平成30年を比べると、全く別物です。比較的、古い伝統的?だった、私立高校の問題もここ数年、変化が見られます。

ところが、塾用教材は昭和のままの教え方。残念ながら、繰り返し解いても、力はつきません。その不足している部分を腕の良い先生が補って成り立っている感じです。

ついでに、書店で売られている、参考書、問題集もぱっとしない。

書店の参考書全てがよくないのではありません。イギリスの辞書を出版している、Collins Cobuildの文法書や、問題集は本当に解りやすくて力が付きます。解説はもちろん英語ですが、それでも、日本人でも学べます。

高校生用の参考書や問題集も本当によくできています。
桐原書店・いいずな書店・数研出版などの教科書メーカー
河合塾・Z会・東進などの予備校系
旺文社・学研などの老舗の参考書会社

理解しやすいだけではなく、学習者に何度も繰り返し解かせて、完全にマスターできるように作られています。さらに、モチベーションも維持できる工夫が盛りだくさんです。
塾用教材は必要ありません。

それと比較して、明らかに中学生用の学校ワーク・塾テキスト・市販の参考書/問題集は・・・

そして、市販の教材は、セシルマクビーのおしゃれデザイン(普通の参考書と洋服買ったほうがいい), ディズニーのかわいいデザイン(使用権はお高いんでしょ)や、10時間で復習(ラクして学ぶ系)、マンガで学ぶ(ごまかしながら勉強させる系)・・・と内容以外のコンセプトで売ろうとし始めています。

「易しく学べる」と書かれていて、かわいいキャラクターが、「be動詞のあとにはね、形容詞か、名詞がくるんだ!存在を表すときは前置詞もくるにゃ!」とか「次は、ジャジャジャ〜ん、副詞の比較級をやってみよう!形容詞とは少し違うから注意してね」

そう言われても分からないから、参考書を買っとるや。

ワークで特に良くないのは、
ただのパターンプラクティス型。

例えば、こんな感じです。

●次の英文を現在進行形にしなさい。
例 I run to school. → I am running to school.
(1) I eat cake.(そりゃ I am eating cake.って書けるよね。)
(2) We play tennis. (We are playing tennis.って書くよね。)




作業になってしまいがちです。

パターンプラクティスしても、
なかなか英語はできるようにならないのです。

もちろん上位1割の生徒は、考えながらするので問題ありません。

しかし、塾の力が必要なそれ以外の中学生のことを考えて作られていない。

ア◯ワーク(になる前のも)、◯んワーク、オンリー◯ン、フ◯◯スタ、スパ◯ラル、ベーシ◯ク、ウ◯ニン◯、パー◯ナル、スプ◯ウト、ke◯ーク、ke◯ステップ、み◯みる、栄◯ワーク、個別◯演習、、、

ほぼ全ての教材会社のテキストを使ってみて、結局満足できませんでした。

だから、1,2年次は英語力をつけるのではなく、
単語や基本文の暗記をしっかりして、

3年になったら、オリジナルテキストや動画を使って本当の力をつけていました。

中学英語なら、それでも、十分間に合うぐらいの量です。

でも、やはり1,2年のときから、しっかりとした学習をしないと、
みんな頑張っているのにもったいないですよね。

そこで、今回、思い切って作りました。

4月から、プリンターで印刷したものを使い、生徒に「なんか紙みたいなやつ」と言われたり、「英語のテキストは今年、もらえないんですか?」なんて言われたり、、、しました(笑)

そして、ついに完成!

平成最後の授業で配布!!

テキストは表紙も大切ですよね。
かっこ悪い表紙だと嫌だよね。

1,2年の英語基礎・・・1年がレンガ・2年がカーボン

3年の受験用・・・シンプルに無地で、
ミント(単語)→ピンク(英文解釈)→アクア(文法)と進みます。

英語が完成したら数学だな。
ってそっちもかい(笑)数学は塾用教材に
まあまあいいのがありますので、数年後でもいいです。



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