【石川県高校入試】難しい問題が増えたからといって、平均点が下がるのではない!

最近の石川県公立入試で、
難しい問題が増えたのは事実です。
記述問題→思考力問題ときて、
資料問題が全科目に増加中です。

しかし、それで平均点が下がることはありません。

難しい問題が増えると、最高点は下がりますが、
それ以外の問題が易しいと、平均点は下がらない
どころか、上がることもあります。

高校別の合格点を考える場合もそこは重要です。

極端な例で説明します。

難問:標準:基本の割合が30:20:50になると、
泉丘・小松・二水でも、80点台がほとんどいなくなり、
点数に差が付かなくなります。
同時に、基本問題が多いと、西ぐらいの子の中に、
60点台が続出します。

最近の石川県公立入試はその方向に向かっています。
2020年教育改革に向けて、
どんどん新傾向の問題、つまり、生徒にとっては
難しい問題を出題しています。

難問:標準:基本の割合が10:60:30になると、
泉丘・小松・二水で、80点以上が続出し、90点以上も増えます。
上位校で得点差が付かなくなりますので、
あまり喜ばれない問題です。
同時に、基本問題が少ないので、西ぐらいの子の中に、
40点台が続出します。
もう少し合格点が低い学校だと、20点台が増えます。

実際には、もっと細かく、得点分布表を使って考える必要があります。

高校入試平均点まとめの途中ですが、
《難しい=平均点低い》ではないことを説明して、
いよいよ、次は英語の平均点予想まとめです。

今年の英語はすごかった(笑)

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