中学時代からずっと好きなミュージシャン
山下達郎の5年ぶりのニューアルバム
海外では5年以上もブランクを開けてアルバムをリリースするミュージシャンも珍しくない。
BOSTONなんて、
- 1976 幻想飛行 Boston (全米3位 1800万枚)
- 1978 ドント・ルック・バック Don't Look Back (全米1位 800万枚)
- 1986 サード・ステージ Third Stage (全米1位 400万枚)
- 1994 ウォーク・オン Walk On (全米7位 100万枚)
- 2002 コーポレイト・アメリカ Corporate America (全米42位 50万枚)
と、8年に1枚のペースでアルバムをリリースしている。
REMやU2も5年ぐらい待たないとアルバムが出ない。
REMやU2も5年ぐらい待たないとアルバムが出ない。
そして、決して期待を裏切らないサウンドであり、
ファンも、彼らのことを忘れずに待っている。
ニューミュージックの歌手が長いブランクの後に名作を出す。
すばらしい作品をリリースし、
また待たせてすばらしい作品をリリースし、、、
の繰り返しだ。
さて、山下達郎の新作について話そう。
ニューアルバムといっても、シングル曲がほとんで、
さらに全曲タイアップ曲ということなので、
ベストアルバムとも言える。
あまりシングルを聴かない私にとっては、
新曲のオンパレードであるわけだが・・・。
いや~、予想通りの傑作だ。
70年代の彼の曲のように、エッジの効いたサウンドと
ゾクゾクするギターのカッティングが懐かしい曲も入っている。
また、80年代にパソコンが普及して、
コンピュータで音楽を作るということが一般的ではない時代に、
まだ、機械が作る音なんて、、、
などという否定的な意見が出てくるより先に、
全曲コンピュータ・プログラミング(打ち込み)
によるアルバムを作って世間を驚かせた
あの頃のような曲もある。
そんな懐かしいサウンドをベースにしながらも、
「新しさ」を感じさせるのはサスガと言える。
声も年を感じさせないほどクリアーだ。
これは、本当にいいアルバムだ。
山下達郎世代のお父さんお母さんも、
彼のマニアックなラジオを聞いたことがある中学生も、
ぜひ聴いて欲しい。期待を裏切らない作品だ。
5年間じっくりと時間をかけて作った作品。1年に2,3曲か。
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